福島の声

 福島市にお住まいの理事さんから。

 

 福島の親御さんが、毎日どんな気持ちで生活しているのか。

切実な現状を伺う度に、福島での生活の不安を少しでも解消することができないのか 全国でその手伝いをするにはどうしたらよいのか。 考えています。 

   

5/29(福島市 )

さて福島の現状ですが、未だに子どもたちが校庭で体育をする事はありません。
福島県内でもいろいろで比較的小さな都市は全校ですが、福島市や郡山市は線量が高い学校のみでしか校庭の表土の除去は行われていません。
私の福島市では30校のみでした。
子どもたちは運動会はじめ遠足など一学期の行事はほぼ中止です。学校によって対応が違いますが、うちの小学校は一学期は校庭で体育もしない予定です。

今年は福島県内の小学校はプールも中止で、屋内の施設を借りて今のところ一回のみです。
この状況普通じゃありませんよね

福島の子どもたちに最大限可能な限りの対策もとられ無いままに学校の基準だけを上げたので、納得いかずに福島県の保護者が基準を下げろ!と抗議するわけです。

今はだいぶ普通の生活を送っていますが、保護者の間でも認識が違っています。
心配な方はもう海外や県外です。


・追加の情報ですが、昨日の夜にニュースで原発から6キロにある小学校の側溝を計ったら0.6マイクロシーベルトでした!ショックです!なんとウチの部屋中と同じ数値です!!
数値を下げる努力はしていますが…街全体、地域をキレイにしないと部屋の中も下がりません!

住宅の作りや場所によりますが、福島では部屋の中でも0.2から0.6は普通に皆さんあります

原発周辺の皆さん自宅を追われ、生活を奪われて本当につらい思いをしていると思いますが…
原発から20キロ30キロの地域よりも断然高い数値で暮らす事を余儀なくされた私たちの現状も皆さんに知っていただきたいです!!





 

 

 

コメント: 0 (ディスカッションは終了しました。)
    まだコメントはありません。