●エネルギーの自給自足 エネルギーの地産地消

先月の26日に仙台市で「六ラプサミットVOL2」~ぶんぶんカフェ~という催しがあり、受付として参加しました。

 

それまでは、原子力発電や再処理工場のことをあまりよく知らず、原発は少量の核から電気を作るクリーンなエネルギーなんだ と思っていました・・

プラグにさせば簡単に使える電気の出所を考えたこともありませんでした。

 

 「六ラプ」とは、「六ヶ所村ラプソディー」という青森県六ヶ所村に建設されている再処理工場を取り上げたドキュメンタリー映画のことです。

http://ameblo.jp/rokkasho/

 

再処理工場とは、原子力発電所から出た放射能廃棄物をリサイクルする工場のことをいいます。

 現在度重なる事故や不具合などの影響で2年間本格稼働を延期しています。本格稼働すれば空中や海水に多くの放射性廃棄物を放出します。電力会社や行政などは空中や海中により薄まるので環境や人体には影響がないとしています。ですが、薄まっても放射性物質が消えてなくなることはありません。

三陸の豊かな海を守ろう あいコープは六ヶ所再処理工場に反対します

http://www.mamma.coop/rokkasyo/rokkasyo1.htm 

 

しかも再処理工場の建設費用は莫大で、その費用の出所は私たちの電気使用料からも捻出されていることもこのサミットで知りました。

 サミット内で開かれた初心者向けブースの「ぶんぶんカフェ」では、マンションのベランダでも使用できる家庭用発電パネルと電力会社からの電気を併用して生活しておられるご夫婦のお話や、福島原発40年にあたり廃炉活動をされている方などの話を聞くことができました。

自家用パネルでは一日の半分以上の電力が賄えているとのことでした。

 また、スウェーデンでは、太陽や風力などのクリーンエネルギーの電力と、原発や石油で発電された電力を消費者が選べるシステムがあるそうです。    

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 http://888earth.net/index.html

日本には54基もの原子力発電所があるので、一斉に発電方法の以降をするのは難しいかと思いますが、少しづつ安全な発電方法へのシフトをして行くことは出来ないのでしょうか。人間の手で制御できないもので発電しなくとも、今の計画停電のような形や節電でそれなりに過ごせるのではないかと思います。

サミットでは、ではどうしたら原発からの以降ができるの?という具体的な方法も提案していました。

 

・電力会社に意向を話す。

・アンペアダウンをする。各家庭の契約アンペア数で計算して発電をするそうなので、節電はもちろんだが契約数をおとす。(電気会社に電話すればできるそうです。)

・そして節電。(日本中の温める便座の熱源を切ってカバーにすれば、原発2基分の電力消費がなくなるそうです。最近では自動で便座が上がるタイプもありますよね)

・太陽パネルや風力発電機を自治体に掛け合って少しづつたててもらう。

・沢山の人に話す。意識を持ってもらう

など

 

震災支援と伴い、こちらも一緒に考えていけないだろうかと 思います。

あの自然いっぱいの福島の土地がどうなってしまうのか

 

ご意見、方法、是非お待ちしています

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