こちらは、次世代のエネルギーを
みんなであれこれ言いながら考えていくスペースです~
原発事故もあり石油も枯渇してゆく中、これからのエネルギーはどのように作りどのように生活していくことが
望ましいのでしょうか。
具体的に私たちは何をしていったら良いのか。
原発反対!賛成!と二極端にならず、
全国で 沢山の人たちが声をあげたら何か大きな
うねりが生まれるかもしれません。
(取材日)2014.05.28
宮城県登米市で「エネタグ」を作り無料配布(または物物交換)されている山本ご夫妻です。
くさのね初取材としてお忙しい中お時間をとっていただきました。 (あいコープ委員さん3名も参加)
山本ご夫妻(琢磨さん・紀子さん)は東京から震災のボランティア活動をきっかけに宮城に移り住まれたそうです。自然素材を活かした家づくりをされる大工さんで、ご自身でリフォームした住まいでの暮らしはとても素敵でした。
山本さんのお友達が作成した「竹音器」です!
音が綺麗。
そしてその下は、断熱材の実験をしているのだそうです。
(天然木の断熱と、一般的な断熱材との温度比較)
生ゴミ堆肥で出来た堆肥を奥の菜園へ
お風呂は庭にあり、薪ボイラーを使用。
灯油で着火するので一気に燃えます
台所にお邪魔すると、自家製薪給湯がありました!!!!!
大きな寸胴の鍋にたっぷりとお湯を沸かして給湯器として使用。
熱さは水と混ぜて要調節
お二人が古い床を剥がしてリフォームした居間には火鉢がありました。
真ん中の暗い写真は二階のカイコ部屋
薄暗い写真ですが、良く目を凝らしてみると少しだけ様子が分かります。
とても雰囲気のある部屋です。
いただいた パン工房「麦」さんのパンがとても美味しかったです。
ソーラーフロンティアの太陽光パネル
熱効率もよく、環境に配慮した素材で作られているそうです。
設置台は木と竹で構成された山本さんの手作りです。
電柱のバケツのような所に電気が貯まって、ご近所へ電力供給されています。
紀子さんが光熱費のデータをまとめてくださいました!
電力使用料がとても少ないです!!
プロパンガスが高いのでこれも減らしたいところ。とのことでした。
ラーメンや素麺、うどんなどの麺のゆで汁が食器洗いにとても良いそうです お米のとぎ水なども活用
紀子さん達も布を活用されていますね。
我が家もカレーやパスタなど油がべったり付く料理の時は、端切れでふき取ってから洗います。これはお勧めです!
古くなったタオルや服をハサミで切ります
生活の中で苦になることはなく、暮らしを楽しんでおられるお二人。
静かな物腰ですが、いざという時の行動力や発言力には迫力があります。
環境にも配慮して、合成洗剤を使わず石けんなどを使っておられました。
お二人から一言
琢磨さん
流れた下水のことなど、その先の事も考えて暮らしていきたい
紀子さん
できることを無理せず楽しみながら暮らす。 楽しいです
また設備投資の前に、 減らすこと。 あるものを使う。
という話も出ました。
山本さんご夫妻は、現在新しく住むお家のリフォームに取り掛かっておられます。
どのような住まいになるのか 、、、 完成途中 完成後とまた是非お邪魔させて頂きたいです。
お忙しい所快く受け入れてくださり本当に
ありがとうございました。
今後共どうぞよろしくお願い致します。
山本琢磨さん 紀子さん
何をどのくらい持っているのか、使っているのかをリストアップ。
その中から24時間付けているもの、長くコンセントをつないでいるものを見直します。
◇エアコンは、ホコリがすぐたまり機能が落ちるので、こまめに掃除。(掃除機も掃除。ホウキで集めて吸い取り稼働時間を短くする)
◇トイレの便座(外出時は切る。弱にする。便座カバーで電源はoffにする)
◇冷蔵庫(設置の隙間を開ける、設定温度見直し、庫内の食材を詰め過ぎず、計画的に購入。瓶ものなどはくっつけて保存)
世帯数が少なく自炊しない方で冷蔵庫は不要という方も。
◇空気清浄機や加湿器、乾燥機、食器洗い器、水槽のエアポンプなど。(なくてもよいものは使用をやめる。 我が家は金魚の水槽はエアポンプをやめて水草にしました)
現在家庭で使うエネルギーの半分近くは電力です。
天然ガス(ほほ輸入)は7割以上が発電の為に使われています。
発電所から自宅に届くまでに電気は60%以上のロスがあります。
プラグに刺せば簡単に使える電気ですが、
給湯や暖房など、電気でなくても賄えるものは、非電化に切り替え! ↓↓
<ポイント>
熱は熱のまま 使う。 (地産地消で)
[発電所] 主にガスや石炭、石油などを燃やしその(熱)でタービンをまわし発電 → 電気が作られる
→供給される前にエネルギー量が減っていく。(60%以上)ロス多い
→そして家庭や店舗へ。
電気をエアコンやヒーター、エコキュートなどの暖房、給湯などに使用すると
とても効率が悪い!
太陽の「熱」で給湯 太陽の「熱」で空調管理
森林資源を活用(炭素循環)
↑
地元のエネルギー (輸入量を減らす)
中国やヨーロッパでは太陽熱利用はとても多い。
(光が燦々と照りつける熱い夏などに 灯油や電気でお風呂に入るのはもったいない 非効率)
炊飯器は保温でつけっぱなしにしない。(土鍋や鍋布団の予熱調理。お勧め)
電気ポット 必要なければ使用しない。
鉄のフライパンは熱効率が良く、長持ちで大変お勧めです!
(鉄分摂取にも)
宮城県の循環型農業生産者 松野剛明さんのコメントを掲載します。
:目次:
○ はじめに 3.11を契機に見えてきた問題
○ 原発・放射能問題
○ エネルギーシフト
○ 食
○ 私がこの状況をどうとらえているか
○ これから
○はじめに
あの3・11からはや1年が経とうとしています。色んな出来事があり、色んな問題が出てきた中で、今自分が思っていることを書かせていただきます。これを読んだかたが、考えたり、行動するきっかけになればうれしいです。つたない文章かもしれませんが、よろしくお願いします。
◎3・11を契機に見えてきた問題
○原発・放射能問題
原発事故が起こるまで、原発は発電時に二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーだという,
うたい文句でした。
全国の原発のうち、たった数基が事故を起こしただけで自然が汚され、今後100年近く住めないであろう地域ができ、本来なかった諍いを引き起こしています。
原発は何をもたらしたのか?
大量の電気・地元自治体への多額の交付金と職・利権構造・処理のできない放射性廃棄物など、電気を作るためだけには必要でないものが多くもたらされた気がします。数十年暮らすために、どのぐらいの時間と労力がかかるかわからないツケができた。そんな風に思います。
○エネルギーシフト
原発のほとんどが停止して、電力が足りないという情報が流れていますが、まだ大規模な停電は起っていないようです。これは、電力が足りないというのはウソなのか、節電効果があるのかはわかりませんが、予想されていたような事態にはなっていません。
節電をしているからといって、生活に不便を感じると訴えている方はあまりいないように感じます。
「電気は生活のためにある」これは当たり前のことですが、案外見落としがちな部分な気がします。一般の家庭で使う電気の何倍も企業や他の分野が何倍も使っている。これは事実ですね。だから①「私が省エネにしても変わらない」「それに生活レベルを落とせる気がしない」という方がいます。ここに私は違和感を感じていました。
① について 企業や他分野が何のために電気を使っているのか?それは、人の暮らしに必要とされている商品やサービスを提供するためです。その点を考えると、自分たちの家庭で使う電気だけに目を向けているだけでは、問題が見えていないとも言えます。
② について 今の生活レベルって誰から見た生活レベルなんでしょうか?富裕層の人?中間層の人?大都市の生活?地方都市の生活?田舎の生活?それによって使っているエネルギーは全然違うはずです。
落とせる気がしないという方は、自分の生活しか基準がない、落とす気がないけど考えているふりはしている、ようするに人のせいにしているという気がします。
実際にエネルギーシフトに向けて動いている人と、できるの?と思っている懐疑派の人との考え方に溝があるというのが、今の一般の人たちの状況だと思います。
社会の仕組みを作っている上の人達はどうなのかといえば、動こうとしている人はまだ一部で、政治や利権がらみで身動きがとれなくなっている人が多いですね。それが動きの遅さ、後手後手の対応につながっている。そのことが、エネルギーシフトできる技術があるけれど進まない原因になっていると思います。
○食
福島第1原発が事故を起こし、広大な土地が汚されました。そのことによって、安全な食べ物が作りづらくなった、もしくは作れなくなった地域ができました。
事故の後、福島、茨城、宮城の食べ物が売れなくなりました。それは、放射能検査で数字が出た・出ないに関係なくです。自然界にもともとあった放射性物質もあることから、ゼロベクレルの食べものというのはほとんど存在しないと言われています。
事故の影響がなかった食べ物が売れなくなるのが風評被害、そのことによって生業がなりたたなくなることや、事故以前より少しでも放射性物質が入るような状態は、すべて実害ではないかと思っています。
最近、安全な食べ物を求めて、九州や北海道の食べ物を取り寄せている方がいます。放射性物質を入っていない安全な食品を食べたいのはみんな同じだと思います。
ところで安全な食品とは、放射性物質を含まないものだけをいうのでしょうか?農薬・食品添加物・合成洗浄剤、家畜のエサ、鮮度、旬など、様々な問題があるので、トータルで考えなくてはいけないと思っています。
○私がこの状況をどうとらえているか
今回の震災で、今の日本の構造やもろさがあからさまになったと思っています。
より便利、快適、経済成長を求めてきたけれど、ちょっとトラブルが起きると瀕死の状況に陥る。この前参加したイベントで、大学の先生が「今の社会は点滴社会」と言っていました。「~がなければ生きていけない」そんな依存の仕組みが今の日本なんだと感じました。
この1年を過ごして浮かぶ私の中のキーワードは。
「お金」「しがらみ」「依存」「情報」「くらしとは」「偏見」「偏り」「体」「感覚のマヒ」「想像力の欠如」「事実と向き合う」「都合のいいものを信じる」「判断力」「あいまいさ」「隠す」「声高に叫ぶもののこわさ」「満足」「つながり」
みなさんの中にピンときた言葉はありましたか?
○これから
読んでいる方に少し問題を(絶対的な正解はないのですが)。
お金=「 」 豊かさ=「 」 つながり=「 」
なぜこの言葉について考えてもらったかというと、多くの人が求めているものだけれど、すごくあいまいなものだからです。たとえば、お金がほしいという人は「いくらあればいいの?」豊かな生活・裕福な生活をしたいという人は「どんなくらしがしたいの?」というふうに具体的に考えてみてほしいのです。
求めているつもりだけど、それが何なのかよくわからない。それでは目的地もわからないのに出発だけしてみたのと変わらない気がします。
今までの社会・くらし―震災・原発事故―これからの社会・くらし。今の自分の状況と向き合う。そしてどうしていきたいかを考える。そんなチャンスをくれたのが3・11で、ターニングポイントなんだと思っています。
現状を調べたり、福島の実害を受けている人の話を聞いて見えてきたことがあります。
今までは、一部の人たちが決めて一部の人がいい思いをし、そのしわよせで他の関係ない人まで苦しんだり、しんどい思いをしてしまうものでした。今回の震災で、仕組みをつくる人にだけまかせていてはいけないということがあきらかになりました。
生きていくうえで「何を望んでいるのか?」「それで満足できるのか?」そして「どう生きていきたいのか?」
それをまず考える。その次に話し合う、声をあげる。そのことで多くの人を動かしていく。そして仕組みを変えていく。それが大事になると思います。現実として、実害を受けている所は、市民が声をあげているところから変わっています。
「どうせ変わらない」といっている時間よりも、「こうしたい」と言って行動する時間にしてみませんか?よっぽど楽しいですよ。
一部の人だけでなく、色んな考えの人もみんなで考えて実践して、将来にいいもの、本当に必要なものを残していきたいですね。
読んでくださった方ありがとうございます。みなさんの考える、行動するきっかけになればうれしいです。
※ メッセージ お待ちしています。
お問い合わせフォームにて
6月29日に、政府の「エネルギー・環境会議」(議長:古川国家戦略担当大臣)は、
2030年のエネルギー・環境に関する3つの選択肢(原発依存度を基準に、
①ゼロシナリオ、
②15シナリオ、
③20~25シナリオ)を取りまとめました。
この選択肢について国民の皆様より御意見を直接いただく「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」を全国11都市で開催いたします。本意見聴取会では、エネルギー・環境戦略の選択肢について御参加頂く方からの意見表明の場も設ける予定です。』
この「国民的議論」を経て、8月には政府のエネルギー・環境戦略が決定されます。(短期過ぎると思います)
つまり日本が脱原発へ向かうか否かが決定されるのです!
こんな重要な場に参加しない手はありません。
ぜひ、参加申込みしてください。↓
http://kokumingiron.jp/
3つのシナリオについては下記を。↓
http://www.sentakushi.go.jp/
意見聴取会に出られない人はパブコメを送ろう(締切りは7/31)。
私は今日、意見聴取会への参加と意見表明を申し込みました。
市民の意見をひとつでも多く届けませんか
6月6日〆切で
「みんなで決めよう原発国民投票」という市民活動の署名集めを行なっています。東北では3万筆、埼玉で8万筆、佐賀では3万筆と各地で目標の署名数を決め、全国で111万筆を達成します。
これは国民の1パーセントの数となり国会議員の超党派へ提出し、原発の是非について世論を反映させた議論をしてもらおうという方針で、反対も賛成もありません。全国民が国民投票により意思表示をしよう。という取り組みです。
文書での署名とネット署名ができますので皆様是非ご協力ください。
現在お店を回って署名用紙を置いて下さる所を探したり、(店名を紹介できます)
様々なイベント主催者にお願いして署名活動を行なったり、ママ友達に相談したり。できる限りのことをしておりますが何分間がないので四苦八苦しています。
馴染みのない取り組みですが、主旨をご理解いただき、ご協力いただきたいです。
Hp みんなで決めよう「原発」国民投票
(Web署名、署名用紙がダウンロードできます)
東北地区 Hp http://kokumintohyotohoku.com
お問い合わせ:kokumintohyo.tohoku@gmail.com
送電線の国有化を勧めるアクションが出てきました。
スウェーデンでは、電力会社を選ぶことができます。
その様子は「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画でも見ることができます。
http://888earth.net/888tv.html
1000万人の署名
ぶんぶんカフェvol.2レポート (2011.5.10)
松野 剛明 さん
みなさんはじめまして。私は就農3年目の男です。現在思っていることをつれづれなるままに書かせていただきます。
なにぶん知識不足なため、足らぬ点が多いと思いますが、読んでみてください。賛否両論が出てくると思います。それが当たり前だと思います。日本・世界の転換期をも言える時期に私たちはいるのですから。自分たちそして未来の人たちに恥じない選択を一人一人がする時なのだと思います。
これがみなさんの考えること・知るきっかけになればうれしいです。
○原発とエネルギーシフト
日本は国策として原子力発電を推進してきました。エネルギー自給率が低い日本ではそうする他に手段がなかったのでしょう。
その原子力発電は、地震の多い日本には向かない発電方法でした。今回の福島の事故で恐れていた事態になり、「絶対安全」という神話は崩れました。警鐘を鳴らしていた人はいたのです。(石橋克彦神戸大名誉教授など)
ある心理学者が言っていました「声高に言うのは、それがないから言うのだ。」と。確かに、お互い友達の関係と思っている人が「俺たち友達だよな!」とは言いません。裏に何かあるから不自然に訴えていたのだと思います。
さて、私たちは原子力以外に海外の化石燃料にエネルギーを依存しています。その化石燃料のほとんどが今後数十年で枯渇すると言われています。日本はどうすることもできない。残りの数十年をじり貧で生きるしかないのか?
いえいえそうではありません。日本には自然エネルギーを利用できる土地があります。技術力もあります。そのことを多くの人が知らない。活かせる仕組みにないというのが現状なのです。(詳しくは田中優「原発頼らない社会へ」ランダムハウスをご覧ください)
社会をある程度のレベルを保ったまま続けていくには、自然エネルギー以外に選択がないのではと個人的に思っています。
ヨーロッパでは、未来からの視点で考えて今の判断をしている(バックキャスティング)そうで、そのため自然エネルギーの普及が進んでいるようです。(例 化石燃料等の資源が枯渇した場合どうするのか→自然エネルギーが使える→それじゃあそれを進めよう)
ポイント
・原発は日本に向かない。電気を作る方、使う方にも高いリスクがある。
・原発に頼らなくてもよい方法は存在している。あとは仕組みがあればOK!
○放射能に対する誤解と対策
放射能は怖いものというイメージだと思いますが、具体的に放射能の何が怖いかを知らないと対処もできませんよね。それは「遺伝子を傷つける」「細胞分裂が盛んな時期に影響が大きい」「何年・何十年後に影響が出てくる」ことが大きなものだと思います。
これから言えることは「ただちに健康に影響が出る値」ではないけど、予防しないと後になって健康被害が出るかもしれないということです。 放射能の値が大きな問題になっていますが、どれくらいまでなら浴びても大丈夫という明確な数字はないようです。(専門家の間でも意見が分かれている。)
福島県の人が差別を受けていると報道されていますが、被ばくした人が放射性物質になるわけではないのです。病気やウイルスなどとは違うのです。こういった差別はきちんとした知識を持たないために起っているのだと思います。
4月24日に仙台で行われたぶんぶんカフェvol.2の参加レポートを発信いたします。
対策
・天然のヨウ素を含む食品を食べる。
放射性物質の一つであるヨウ素131は甲状腺にたまり、成長ホルモンを壊してしまいます。なので、海藻などに含まれる天然のヨウ素を摂取して、放射性ヨウ素を取り込まないようにしてしまうのです。
・味噌を摂取する
味噌に含まれるジコピリン酸が放射性物質を排泄してくれる効果があるそうです。
・水道水をろ過する
水1リットルに対し、炭1gを入れ一晩置いておく。(炭は棄てる)ヨウ素のほとんどが除去されるそうです。
・マスクをする
空気中のものを体の中に入らないようにするためです。
他にもあるようなので、調べてみてください。
○最後に
震災と原発事故という天災と人災が重なり、今まで経験したことのないような状況にあると言われています。
買いだめする人もいれば、被災地にいってボランティアする人もいる。
そんな中感じるのは、「一人の人間として試されている」ということです。「みなさんはどんな人間でありたいですか?」私がみなさんに問いたいことです。だれかがやってくれるだろう。自分一人がやらなくてもなんとかなるんじゃない?多くの人の他力本願の考えが、今の状況を作った一因ではないのでしょうか?何を変えるには行動しかないと思います。
こんな社会がいい、自分はこうありたいということを具体的に考え、行動することが大事なのではないでしょうか?
現在の流れは、原発=悪という対立構造、恐怖感、忌避感をあおるようになっていて怖い気がしています。そうではなく、「自然のエネルギーってなんかいいよね~。」「うん。なんかしっくりくるね。」そんな自然に溶け込む、気軽に、共感できる流れになってほしいです。
みなさんはどんな選択肢が見えていますか?何を選びますか?自分たち、未来の人の社会です。みんなで選んで決めましょう!読んでいただきありがとうございました。
松野さんの働く田畑は宮城県中腹にあり放射線の数値も低い所ですが、買い控えは顕著であるそうです。
長年環境に配慮した有機、減農、循環型農法に取り組んでこられた方々だけにこの理不尽な状況は耐え難いものです。
とはいえ「安全」と言われても食べられないお母さんは沢山おられます。その気持ちは子供や孫を守る為の一念で当たり前のことです。
なにが正しい情報なのか、わからない時代です。
しかし今の日本の状況で、避けてばかりでは選べる数は少数に限られます。成長に必用な栄養素も採れず免疫も下がれば本末転倒です。
安全で安心できる食材作りを相互理解、相互協力により作って行けないでしょうか。
生産現場と消費者の相互理解、交流は今後さらに必須と考えます。